夢元 さぎり湯

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  • 北海道登別市温泉町60番地

登別温泉株式会社の歴史は、登別温泉の歴史と共にあり。

当さぎり湯は、登別温泉株式会社の経営する公衆浴場です。
登別温泉株式会社の歴史は長く、設立から約百年になります。
古くは登別と登別温泉を結ぶ軌道を計画し、馬車鉄道を開通させた事に始まり、現在は「さぎり湯」「ゆもと登別」の経営を通じてお客様へのよりよいおもてなし、登別温泉の発展につとめております。
その変遷を、登別・登別温泉の歴史と共にご紹介いたします。

歴史年表
年号 できごと 日本の主な出来事
明治 現在の北海道登別、登別温泉が誕生し地盤をつくりあげる事となる重要な年代。
1876年
明治九年
大小区制により、鷲別村、富岸村、幌別村、蘭法華村、登別村となる。
1891年
明治二十四年
滝本金蔵が登別温泉までの道路を整備。 1889年
(明治22 年)
大日本帝国憲法発布
1899年
明治三十二年
硫黄が採掘される
登別温泉の地獄谷および大湯沼で硫黄が採掘され、量産を開始する。
1905年
明治三十八年
カルルス温泉
カルルス温泉が、傷病兵の療養地に指定される。
1904年〜
(明治37年〜)
日露戦争
1906年
明治三十九年
幌別鉱山が旭鉱として開業。金・銀・銅の採掘・精錬が行われるようになる。
大正 現・登別温泉株式会社である登別温泉軌道株式会社が設立されるなど栗林紹介が登別・登別温泉に多大なる貢献をしはじめた。
1915年
大正四年
登別温泉軌道株式会社設立
馬車軌道で旅客・貨物の運搬を始める。
1918年
大正七年
「馬車軌道」を「蒸気軌道」に切替運行
1914年〜
(大正3年〜)
第一次世界大戦
1919年
大正八年
温泉の採取・利用および供給、湯の花の製造販売
公衆浴場(滝の湯、大川湯、塩湯、万寿湯)
旅館(第一滝本館、第二滝本館)の経営
1923年
(大正12 年)
関東大震災
1925年
大正十四年
「蒸気軌道」を「電気軌道」に切替運行
1925年
(大正14年)
ラジオ放送が始まる

登別温泉の発展に貢献した栗林五朔と登別温泉軌道株式会社

登別温泉軌道株式会社は設立主である栗林五朔が「北海道が発展し室蘭も繁栄することで、登別温泉の価値も高まる」と考え、登別に投資することを決めた事にはじまる。
その投資額は10万円(現在高約9億円超)で、温泉施設や温泉、道路、水道営業権、その他温泉諸権利などを買い受け、登別温泉の再開発に挑んだ。

馬車鉄道の実現へ

浴客誘致のため登別から登別温泉間の交通機関を整備すべく、栗林五朔は登別温泉軌道株式会社を大正4年4月に設立。
旧道路は拡幅され、軌道を敷設し12月に開通を迎えた。
これにより大正5年には来客が3万5千人あまりの記録となる。

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立ちはだかる困難を乗り越えて

大正5年9月、馬鉄の馬町がストライキを起こし、終列車の客が温泉まで歩くという問題が起きた。また、曳馬が暴れて脱線事故を起こすこともしばしばあった。
栗林五朔は大正6年3月軌道会社の臨時総会を開き、その席上で動力を機関車へ改める事を発表した。

同年8月、6トン蒸気機関車2両を購入。その他付属品も加え、4月には試運転にはいる。勾配あり、水の補給ありの諸問題を半年をかけて解決し、大正7年5月に開通させた。
馬鉄以来2年5ヶ月。蒸気機関車の誕生である。客車3両連結、乗員30人、見物客も現れた。

登別温泉への客は大正6年には9万5300人、7年には11万5200人あまりと急増した。

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さらなる交通の利便を追い求めて

蒸気機関車は現在の中登別で水を補給していたが、そのさきの急な勾配のため煙突から火の粉を放ち、乗客の衣服を焦がしたり、熊笹に飛び火し火事になるなど不評もでた。
さらなる交通の利便性を追い求め第一次世界大戦の不況のなか、大正12年の軌道会社は蒸気から電車への切り替えを断行決議する。投資額25万6300円(現在高8億2000万円相当)の巨大な費用であった。

同年7月、電化工事が開始された。電源は軌道会社が温泉町に送電していた発電所にタービンを2基増設し、電力を確保した。

そして大正14年11月、念願の電車軌道が開設した。

だが出力にも限界があり、補助電力として重油火力発電所を設置。
さらに同年、千歳川上流にカルルス発電所をつくり主力電源として営業にあたった。

電車定員は50人、立ち席を含め100人のボギー車で常時2両、1日10往復で運行所要時間片道35分。乗客に大好評で大正15年には浴客12万1100人あまりへと急激に進展をみせ、登別温泉の名声が全国へと響き渡ることとなった。

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